秋「では明日、第四封印の守護を神居(カムイ)と仁(ジン)も手伝いなさい。」

神「私達もですか?」

仁「つまり、翠の指示に従えと?」

神居、仁と呼ばれた彼らは第三、第二封印の守護者達。

翠「ジジ様、それは!」

反論しようと口を開くも秋雅の一睨みで口を閉じた。

秋「誰も反論は認めん!神居に仁、賢人は翠を必ず護れ!翠は『霊戻し』を扱える唯一人なのだからな!」

神・仁「…御意。」

賢「御意。」

皆、一様に頭を下げる。賢人はともかく、神居に仁は不満そうだった。

秋「話は以上だ。皆、下がれ。」

「「「「御意。」」」」

返事をしていそいそと部屋を出ていく。

組頭に付き添われながら出ていく紫苑に翠は声をかけた。