希「翠さんに連絡は入れましたか?」
拓「一応ケータイに電話したんだけど繋がんなくって。メールもしたんだけど返事無し。」
龍「忙しいのかな?帰ったら早々にお役目あるみたいな話だったよな。」
希「ではこれを。」
そう言って差し出したのは小さく折り込まれた蝶々の折り紙だ。
龍「何コレ?」
希「本家までの地図を書いた紙で作った式神です。もし翠さんが現れなかったらそれをお使いなさい。道案内をしてくれます。」
拓「わぁ!ありがとうママ先生!」
拓海は式神を受け取るとそのまま希美に抱き付いた。
身体はでかくなっても拓海は昔と変わらず素直に自分の感情を表に出してくる。
希美はそんな拓海を優しく抱き締めた。
希「時間ね。身体に気をつけて。」
拓「うん!」
頭を撫でられ元気良く返事を返す拓海。

