紫「なん、で…」
賢「人の痛みを知ってる奴は、同じように傷付く者を放っておけない。そうゆうもんだろ?」
紫苑の呟きに賢人の優しい声が聞こえた。すると突然
「ジジ様」
秋「入るが良い。」
静かな声が室内に響く。
秋雅が入るよう促すと黒い装束に身を包んだ男が突然姿を現した。
紫「! 組頭(クミガシラ)!」
そこにいたのは"草"の最高責任者である組頭だった。
組「ご命令通り、第五封印である金閣寺まで行って参りました。」
「「「!!!!」」」
秋「…して…どうだった?」
膝を付き頭を垂れる組頭に続きを促す。
組「封印は破られ、妖達の骸はあれど勘助様ならび蒼希の遺体は見付かりませんでした。」

