陰陽姫 夜明けを見るものたち



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紫「僕が話せるのはここまで。2人がどうなったかはわかりません。」

話終え、紫苑は静かに俯く。

「彩華、一体何者だろうか?」

「奴らの狙いは?」

「本当にもう何も無いのか紫苑。奴らの目的や正体など。」

「勘助に蒼希はどうなったのだ!?」

紫「申し訳ありませんが僕には何も…」

そう言って目を伏せる紫苑。

そんな紫苑に「チッ役に立たない」と誰かの呟きが聞こえた。

ダンッ

翠「……今、誰が言うた?」

突然、畳を殴る音がしたかと思うと地を這うような低い声が聞こえた。

賢「翠、気持ちはわかるが抑えろ。」

翠「しかし…」

翠の怒りを感じすぐに声を掛ける賢人。