翠「これは少しだけしか塞がってないから、余り激しい運動とかしないでね。」
そう言って仕上げだとばかりにパンッと背中を叩いた。
紫「イッタ!!もう怪我人に何すんや!?ホンマ信じられへん、態々怪我したとこ叩く!?」
涙目で振り返った紫苑に翠はハハッと笑った。
翠「痛みがあるんは生きとる証拠。ええことや!ほんで?何があったか話してもらえる?」
翠の笑顔が真剣なそれに変わり紫苑は頷いた。
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秋「して、何があった?」
治療を終えた紫苑は守護者と志波家。賢人と秋雅の前に座り頷いた。
紫「僕らが第五封印の守備について半刻(約1時間)たった時でした。」
◆◆金閣寺◆◆
『ここが、五つめの封印場所か。ほう、金色に輝く美しき建物よ。』
そう言って音もなく現れたのは沢山の妖を引き連れた自分達とそう年の変わらない少女。

