陰陽姫 夜明けを見るものたち



それと同時に白棹、賢人、翠も霊力・妖力を上げていく。

流石に全開では無いにしろ、3人の力を目の当たりして僅かに身体が震えた。

例えるなら蛇に睨まれた蛙だ。

だが、元来負けず嫌いなのか血の気が多いのか、少し口角が上がる4人。

龍「…おもしれぇ」

拓「愉しくなりそうだ。」

飛「血、故か…身体が疼く。」

蓮「だね。妖は戦いを本能的に求めてしまうから…」

そして皆一斉に床を蹴った。


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賢「やり過ぎじゃねぇか?」

翠「そう?」

◆◆あれから5時間後◆◆

今立っているのは翠・白棹・賢人。4人は床に倒れ気を失っていた。

白【初めての手合わせで5時間も持った。なかなかの逸材になりそうだな。】

翠「そうだね。
白棹、皆を隣の部屋に寝かそう。運んでくれる?」

白【ウム。阿部の、貴様も手伝え。】

1つ頷き白棹はヒョイッと拓海と龍之介を肩に担いだ。