陰陽姫 夜明けを見るものたち



白【…初めてなのだ。少し加減してはどうだ?】

翠「そんなんしてたらいつまでも実戦に使えん。皆には悪いが死なないためにはこれに堪えて欲しい。」

龍「ったりめぇだ!行くぜ拓海!」

拓「うん!翠、頼むね!」

2人も貰ったばかりの武器を構える。

翠「白棹、兄様は飛鳥と蓮をお願いします!」

白【承知。――小僧共!我は優しくは無いぞ?】

飛「もとより優しくなど期待してません。蓮、行くぞ。」

蓮「了解♪援護は任せてね!」

賢「白棹、俺が援護で良いんだな?」

白【あぁ。しっかり付いて参れ。】

そう言うと白棹は何処からともなく木刀を取り出した。

飛鳥と蓮も力を解放し、美しい漆黒の羽根と月の光を受けたような輝きのある銀色の尻尾と耳が現れた。