陰陽姫 夜明けを見るものたち



別に翠が師なら、コイツのやり方に文句を言うつもりは無い。しかし、教えるのも教わるのも初めてなコイツらに今の状況なら的確な指示をやらなければ、無駄な時間になってしまうのだ。

それに霊圧に慣れるのは必要な事だ。霊力・妖力は言うなれば体に巡るエネルギーだ。それをいきなりぶつけられたら素人は堪えれず気を失う。

だからまずはそれからやるべきなのだが…

白【必要無かろう。こやつらはあの邪神と妖達の妖気に堪えていたのだ。元々順応力があったのだろうな。】

賢「あぁ、そっか。」

成る程。ちゃんと考えれてるんだな。

翠「そうゆうこと。ほら2人とも構えなさい。2人同時にお相手する。」

スッと構えた翠は纏う空気まで変わる。

拓海と龍之介を見据える瞳は冷たく、背筋に嫌な汗が滑った。