勘助は少し呆然として彼女を目で追った。
勘「…やはりあの刀は彼女に似合う。」
氷のような仮面を被り実は雪のように白く美しい心を持った少女。
初めは紫苑の為に造った刀だった。しかし、打ち上がった刀を見て、まるで翠のようだと思ったのだ。
勘「…願わくは、アレを使いこなす姿を見てから死にたいね。」
そう呟き勘助は今宵のために準備をしようと奥に消えたのだ。
所変わって道場。
ここは鍛練するため結界で覆われ、被害を最小限に抑えられる場所なため普段から多くの者が利用している。しかし今はそんな暇はないのか翠達しか居なかった。
翠「あまり時間は掛けれない。拓海と龍之介は取り敢えず自信のある体術と剣術で対応していこう。まず私と手合わせするよ。」
賢「おい翠、その前に強い霊圧に慣れさせた方が良くないか?」
翠が刀を構えて今にも飛び掛かりそうなのを見ながら賢人は意見する。

