陰陽姫 夜明けを見るものたち



翠「私もその封印の守護者。第四封印を任されとります。つまり兄様のお役目は私を必ず生かし護ることですね。」

翠の言葉に首を傾げる。

賢「神木の依頼がそれか?意外だな。確かに白棹を式とし益々翠を手離さないと思ったが…確か黄泉の扉の封印は神木の最優先事項だろ?だからそっちを護れと言われるかと…」

白【勿論、それが最大優先だ。だからこその翠への護りだ。】

「「?」」

皆仲良く首を傾げる。

翠は懐に納めた先程の式札を賢人に渡した。

翠「これをジジ様から預かりました。これの意味、おわかりですね?」

そう言われ式符を見つめた賢人は目を見開いた。

賢「おまっ、これもしかして、『霊戻し(タマモドシ)』の符か?!」

驚愕に目を見開く賢人にコクリと首を縦に振った翠。

龍「霊戻し?」

何だそれと目で聞いてくる龍之介に白棹が口を開いた。