白【ところで、勘助は何を貴様に渡したんだ?】
一段落ついて皆が座るとずっと気になっていたことを問う。
それを聞き付けた他の者も翠を見た。
それに翠は辺りを見渡し両手をパンッと打つ。
すると、翠達以外の近くにいた乗客は糸が切れたようにカクンッと眠ってしまった。
拓「? 何したの?」
翠「私の気を当てた。耐性のない人間は気を失うわ。」
そして翠はチョイチョイっと皆を集めて先程の袋を取り出す。
翠「正直これは私、扱える気がしないんだけどさ…」
そう前置きして袋を引っくり返すと、重量感のある黒光りする物体が翠の膝の上に落ちた。
い「Σこっ!?これって!?拳銃じゃないですか!!ιι」
賢「すっげぇ…妖刀師も進化したなぁ。昔はこんなの絶対造らなかったろ?」
そう言って翠の膝から拳銃を取り構える振りをする。
賢「どうだ?似合う?」
冗談めかして言うが実際構える姿は様になり、翠は少しカッコイイと思ってしまった。

