陰陽姫 夜明けを見るものたち



勘「大丈夫。それは人に当たっても害はない。けど見た目が…まぁ、それだし?一応説明のメモは一緒に入れてるからさ。」

翠「け、けけけど私はこんなの使ったこと無いし!?ιι」

勘「大丈夫。それは霊力の扱いに長けた人しか使えないから翠が無理でもそこの5人にも使えるよ。
ちょっと変わった素材を見付けて造ってみたんだけど良かったら持っていってみて。」

ニッコリと笑って翠にそれを持たせると拓海が興味津々に聞いてきた。

拓「何々?新しい武器?」

勘「そっ!けど周りに人が居ないときに見てね?」

拓「へ?何で?」

龍之介は呆れたように拓海を見る。

龍「バッカ!武器っつったら銃刀法違反で捕まっちまうだろ!?」

そう。彼らの武器は漫画やゲームのように何もないところから出せたり、一見武器に見えないものだったりするわけではない。

蓮と飛鳥は例外だが、翠と龍之介は竹刀袋に入れて外から見ても怪しまれないようにし、拓海のトンファーは勘助に頼んで折り畳み式にしてもらった。

紫「何造りはったん?」

翠の驚愕ぶりに不思議そうに問えば翠が無言で袋の口を開けて見せると紫苑も目を見開く。