それに対してその場に居た守護者と賢人、拓海達以外のものは驚く。
「な、何故じゃ!?そんな目に遭ったとゆうに何故!?」
古参の者がそう問うも蒼希は首を振り
蒼「それをしたのは彩華です。彼女ではない。恐れながら俺は彼女に非はないと思います。」
そう言えばまたどよめきが起こる。
「だ、だが!」
翠「ならば、貴方方は何を望むのですか?」
尚も反論しようとするのを遮り問えば
「そんなの、その子の死以外何がある!」
翠「死、やと?」
これには守護者も顔を歪めた。
その時
白【…どうも貴様らは何も変わらぬようだな。】
地を這うような声色に皆が白棹を見る。
白棹は腕を組み、目を閉じている。
しかし彼の纏う空気は殺気が混じっており、何人かは喉を鳴らした。
白【貴様らの愚かさにはほとほと呆れるばかりよ。まるで15年前のあの日を見ているようだ。】
15年前、それに反応する賢人、拓海、龍之介、蓮、飛鳥。
翠「白…」
翠が呼ぶも白棹は片目だけ持ち上げ、うろんげに周りを見据えた。
白【そうやって悲しみを弱き者にぶつけるしか出来ぬ哀れで醜き人間共が!】
怒声と共に吐き出される白棹の"気"が彼らを襲った。
「ぐっ!?な、なんとゆう妖気…」
「これが森羅万象を操る妖…!」
い「うっ…ぐっ…」
翠「白棹!!」
鋭く叫ぶと白棹は再び目を閉じた。

