陰陽姫 夜明けを見るものたち



飛「何はともあれ私達は翠さんの味方だということは変わらない。そうだろう?」

龍「Σうぉお!?いつの間にいたんだよ!ιι」

ひょっこり気配もなく現れた飛鳥に大袈裟なまでに驚く龍之介。

蓮「飛鳥、いずなさんは?」

飛「眠っているよ。多分、次はすぐに起きる。」

ということはすぐに彼女の処遇が話し合われるということ。

拓「……馬鹿なこと、考えてなければ良いけど…」

4人はあの心優しい彼女を想い、本家の方を見詰めた。


カラカラ

翠「只今戻りました。」

賢「おっ、お帰り。どうだったよ?あのお嬢ちゃん。」

翠は自室兼仕事部屋になりつつある部屋に入ると賢人が書類から顔を上げて問う。

翠「…良いのか悪いのか…先程、目を覚ましました。」

すると賢人も複雑そうに顔を歪めた。

賢「そうか…起きちまったか…彼女の処遇は?」

本来ならば喜ばしい事の筈なのに喜べない。嘆かわしいばかりである。

翠「古参の方々が話し合われてます。私は参加出来ないから何をするつもりかわかりません。」