天【では我らも封印を行い、還るとしよう。】
月【はい姉上。
お別れです美しきヒト。本音としてはこのまま貴女を拐ってしまいたいが…】
そう言って翠の手をとる月讀。
半透明なくせにちゃんと感触があって不思議だった。
翠「えっ、月讀様?」
しかし、月讀の言動に困惑する翠に構うことなく月讀は握った手を持ち上げ
チュッ
賢・飛「Σなっ!?」
白・晴【え】
翠「へ………Σええ!?!?///」
手の甲に感じた温もりと柔らかさに、口付けを落とされたとわかった。
月【貴女には人としての生がある。どうか貴女を見守る事をお許しください。】
ニッコリと微笑み、翠の手を握る月讀。
翠は顔を真っ赤に染め、鯉のように口をパクパクとさせるしかなかった。

