しかし次の瞬間嬉しそうに笑った。
【そうですか、あの子が…】
【幼い頃より翠の霊力の高さに驚かされてきたが、まさかこんなに成長しているなんて…傍で見ていたかったね。】
【ええ、本当に。】
笑い合う2人に伊邪那美は1つ提案する。
伊【貴殿方は消滅を免れました。ですので転生が出来ますが如何致します?】
【えっ、それは今すぐ出来るということですか?】
【しかし、僕らは死んでからまだ月日がそんなに経っていない。僕らの前にまだ転生していない魂があるのでは…】
伊【ええ勿論本来ならばそちらを優先します。しかし翠には恩があるのです。それに報いるにはその指飾りを渡すだけでは足りなく思うのです。これは強制ではないので私の自己満足と思ってくださって結構ですよ。】
伊邪那美の提案にお互い、顔を見合わせ頷く。
【では御願い致します。】
【1つ、我が儘を言えば彼女ともう一度出逢えるように同じ時に生まれたいですね。】
冗談のように言うが伊邪那美は真剣に頷く。
伊【善処しましょう。さぁ私の手をとって。】
2人が伊邪那美の手を握ると淡い光が2人を包む。

