翠「それで、何でここに?上はどんな状況なん?」
腕を組んで白棹の目線は無視して状況を聞く。
その顔は先程とは違い、上に立つ者のそれだった。
白【貴様を助けに決まっているだろう。外の妖を再封印を終えた守護者と共に行っていた下っ端に任せて我と橘の小僧共は守護者とともにこちらに来たのだ。】
そしたら翠は堕ちる瞬間で、彩華は何やら黒い塊となっていたし…と白棹が少しブスッとしながら答える。
白【すぐに助けに行こうと思ったのだが、貴様が黄泉に堕ちたことで邪気を抑えていた結界は解かれるは、晴明が言うていたがアレは亡者を吸収していたのだろう?早い話、暴走していてな。それを一先ず抑えていたら扉が閉じられた。】
翠「そう…やっぱり暴走してるか。」
顎に指を滑らせ難しい顔をする翠。
白【先程、亡者とは全く違うものが現れたため扉が再び開いたから急いで我は飛び込んだのよ。その際、あの2人が飛び乗ってきたがな。】
クイッと指差した先には蒼希と紫苑。
しかし、2人とも驚いたように固まってしまっている。

