ヒュウゥゥゥ
ドスーン
翠達より少し離れた場所で"何か"が落ち、モウモウと土埃を上げていた。
?「ケホッゴホッ!ちょっ、もっとマシな落ちかたないん!?ιι」
?「落ちかたにマシも何もないやろ。諦めぇ。それにコイツに今言うたところで意味無いわ。」
土埃で見えないが聞き覚えのある声に翠は驚愕に目を見開く。
翠「もしかしなくても、は、白棹!?蒼希に紫苑まで!?」
翠が声をあげるとポンッと小気味良い音と共に金髪の少年が土埃の中から飛び出し、翠にタックルをするように抱き付き地面を滑った。…勿論、下が翠である。
ズサァァァ!
翠「Σグフッ!ι」
白【こんの…ド阿呆がぁー!心配掛けよって、この餓鬼はぁ!!】
痛いと思う前に本気の怒声に肩を竦める翠。
長い付き合いだが、ここまでキレた白棹は初めてだった。

