【伊邪那美様は一体どうして飛んできたの?】
【! 見て!あそこ僅かに光が見える!】
父様が指差した場所で丁度伊邪那美が止まった。
ギギィィィ
翠「黄泉の扉が…再び開いた!?」
暗い闇を照らす光に目を細める。するとあろうことか伊邪那美がその光に入っていってしまった。
【【「Σえぇ!?ιι」】】
翠「えっ、ちょっ、入っちゃいましたよ!?ιι」
【…ということは現世に出たのよね?】
【…あー…マズイかもね…ι】
パニックになったり呆然としたり冷や汗を垂らしたりと三者三様の反応をする。
ゾクッ
その時、生身の身体を持つ翠は寒さではない悪寒を全身で感じ、恐る恐る振り返る。
翠「うっ…わぁ…」
思わず引き吊った顔でため息を1つ。
そこにいたのは上にいたのとは比較にならないほどの黒い塊。
そう…大量の亡者だった。

