陰陽姫 夜明けを見るものたち



ガキィィン!

龍「走れぇ!!」

龍之介も妖の爪を防ぎながら2人に向かって怒鳴る。

翠「皆、気を付けて!」

「「「「そっちも!」」」」

白【阿部の小僧、いいか?ずぅぇぇったぁぁぁい!翠から目を離すなよ!?】

ギロリと睨みをきかす白棹にフッと笑い

賢「ったりめぇだ!頼まれたって目どころか手も心も魂さえも!俺は離さねぇよ!」

グイッと更に翠を引き寄せ、一瞬だけその唇に触れた。

翠「Σ!?///こんな時に何してはるんどすかー!?」

「「「「阿部ちゃん!?/阿部さん!?(怒)」」」」

白【阿部の小僧!貴様ぁー!(怒)】

さ【えっ?Σちょっとー!?】

グワッと賢人の怒りで瞬間的に妖気が更に上がった白棹の放った攻撃をさとりは読みはしたが、あまりの強力な力に為す術もなく飲み込まれ消えてしまった。

その勢いに賢人と翠にまで届きそうだったのだが飛鳥と蓮の結界に護られ、拓海と龍之介が作った道を走り城に消えた。