よく見ると淡い水色の着物を着た女性が土埃を払いながらニコニコ笑い翠に近寄ってきた。
麗【翠様、お帰りなさいませ!麗奈はずっとお待ちしておりました。今日もご無事で安心しました!】
麗奈と呼ばれた彼女は白棹を無視して翠に話し掛ける。
龍「えっと…誰…?」
麗【おや?可愛い坊や達。新しいお弟子さんかしら?】
龍之介の呟きに麗奈は今やっと気付いたかのように4人を見た。
飛「…ん?貴女は妖…ですか?」
麗【んふ♪そうゆう貴方も妖ね?でも半妖より薄い。そっちの君も半妖かしら。】
色っぽく流し目で笑う麗奈に皆はたじたじだ。
翠「…あー、彼女は神木の式の麗奈。この家の管理を任せてる"雪女"や。」
控え目にそう紹介する翠の言葉に軽く膝を曲げて挨拶する麗奈。

