陰陽姫 夜明けを見るものたち



暫く歩き、両脇にちらほらと瓦屋根の家が建ってきた。

飛「神木の山に住んでる人がいるのか。」

翠「あぁ、ここらはお弟子さんや分家、"草"に入りたてのお弟子さん達の家。けど私の両親、というか父様は神木の血を受け継いだただ一人の方やったから、本来なら本家に住む決まりなのに、嫌がってこの近くに家建てたんよ。
ほら、あれが皆が生活する家。」

翠が指をさしたのは中々広い日本家屋。周りの家々も広そうだが、この家が一番広そうだ。

白【一先ず部屋割りと荷物を置いて…】

【翠さまぁぁぁぁ!!】

翠「えっ?Σうわっ!」

ヒョイッ

【きゃあああぁぁぁ!】

ズザァァァ

「「「「………」」」」

えっ?何、今の?

余りの出来事に呆然とする4人。

翠「…麗奈(レイナ)、ごめん大丈夫?」

白【貴様が謝ることでは無い。とゆうか麗奈!貴様は翠を見付けたら所構わず抱き付こうとするな!】

それに引き換え翠と白棹は慣れたように翠に向かって突っ込んできたモノに言葉を掛ける。