紫「辞めないのは、僕らは想いを託されているから。そして姉さんはジジ様に想いを託され、受け取ったし僕らも一緒に受け取らせてもらった。
…だからきっと大丈夫。」
そう言うが、2人も自信は無かった。何せ彼女が泣く姿など今まで見たことがなかったのだから。
自然とお互いの手を握り、不安を薄めようとする。
蒼「大丈夫…大丈夫や」
紫「うん…そうやよね…僕らは信じるしかないよね。」
龍「…まっ、そうだよな。俺が認めた女だ。こんなとこで立ち止まらねぇだろ。」
フッと笑い、蒼希の頭をクシャリとかき混ぜると頭の後ろで手を組みスタスタと片付けている人達の方に歩く龍之介。
拓「悔しいけど、俺達が心配していても阿部ちゃんが傍にいた方がきっと大丈夫だろうしね。」
それに続いて拓海も紫苑の頭を軽くポンポンと叩き龍之介の隣を歩いていく。

