賢「逃げようとすんなよ。喧嘩吹っ掛けてきたのはてめぇらだろ?ちゃんと始末つけろや。」
翠「……賢人さん、なんか悪い人みたいやね…」
賢「惚れた?」
翠「呆れた。」
クスクス笑うと賢人もフッと笑い、妖を見下ろす。
賢「んで?あの蛇は誰が操ってんだ?」
【ガッ…何故…聞…く?】
賢人は妖の喉元に足を乗せている。少しずつ圧迫しているようだ。
賢「邪魔くさいんだよ。あんなデッケェのがいるとなぁ。」
見ると大蛇(ダイジャ)は上空をぐるぐると回って、時々火を吹いていた。結界班が上手く防いでいるが、物凄い熱量だ。
翠「私が仕留めましょうか?」
そう言うと、氷結白雪を構える翠。
白【あの熱量にあの大きさだ。一筋縄ではいかなかろう。】
?「それにただの大蛇じゃないよあれ。」
フワリとすぐ横に着地したのは獣の耳に尻尾の銀髪の少年。
翠「蓮!どうゆうこと?」
蓮「よ~く見て。アイツの身体、何か繋がってない?」
そう言われ、大蛇に目を向けると、尾の方がおかしい。蓮の言う通り、何かと繋がっているようだ。

