賢「そーそー!んで、お前の事は俺が護ってやるよ。」
ヒョコッと姿を見せた賢人はそのまま翠の頭に顎を乗せ、意地悪そうに4人に笑う。
拓・龍(うっわ…大人気ねぇ!!)
翠「ちょっ、賢人さん重い!///」
あまりの近さに翠の頬は自然と赤くなっていた。
白【独占欲の強い奴だな。】
飛「……独占欲も何も、彼女は"まだ"彼のモノじゃないでしょう。」
蓮「本当だよ!阿部ちゃんずるーい!僕だって護るよぉ!」
?「「緊張感無いなアンタら。」」
突然の呆れ声に見てみると、髪の色以外そっくりの少年少女がそれぞれの武器を片手に立っていた。
翠「ちょっ、紫苑!?アンタまだ傷が治りきってへんやん!」
紫「言ってる場合ちゃうやろ。平気や、僕には蒼希がいるからね。」
フッ、と笑うと蒼希も当然だというように彼女に寄り添う。
龍「無理すんなよ。」
紫「人の心配より、自分の心配せぇ!このエロ之介!」
龍「Σなっ!この男女!!人がせっかく心配してやってんのに!!」
紫「それが大きなお世話っちゅーんや!アンタより僕の方が強いんやからな!」
龍「…っ…!!むっかつく~!テメェの心配なんかもうしてやんねぇ!!まな板女!」
紫「Σまっ!?///っっ~…!胸が大きいだけが女ちゃうわエロ之介のアホー!」