陰陽姫 夜明けを見るものたち



翠「…あれはやっぱり蓮の仕業か。幻術とはいえ何やってん?」

蓮「アッハハ…ハハ…」

笑って誤魔化そうとする蓮に、翠はニッコリと微笑む。

それは見とれてしまう程に美しいが物凄い威圧があった。

蓮は冷や汗をかきながら助けを求めるように他の3人に視線を投げる。

しかし3人は目線を合わそうとしない。

蓮(皆ひどいよー!(泣))

白【……そういえば、その時に4人と双子が志波のと一緒にいたな?直接は見ておらぬが気配は感じていたのだ。それと関係あるのか?】

拓海と龍之介の結界が歪み、解かれてしまった。

拓・龍「「うぉっ!?」」

バシャンッ

ガンッガンッ

これまたお約束のようにバケツが2人の頭に当たり、2人とも頭を抱えてうずくまってしまっていた。

翠「…叔父様と双子が一緒にいたん?あの子達大丈夫やった?」

心配そうに聞く翠に飛鳥はため息を吐いて結界を解く。

重力に従い落ちてきたバケツをしっかりと受け止め、それを脇に置いて翠に頭を下げた。