蓮「はい狐火。」
蓮さんはポーイッと父さんに狐火を投げ渡した。
道「う、うわっ!熱い!!」
火はあっという間に父さんを包んでしまい、動転してしまったのか父さんはそのまま走り去ってしまった。
紫・蒼「「と、父さん!?」」
いくらあんな人でも父親だ。助けなければと思い慌てて追い掛けようとした僕らを蓮さんが引き止めた。
蓮「だーい丈夫♪あれ幻術だから。建物の中に入ったら消えるよ!」
クスッと悪戯っぽく笑う蓮さんにホッとした。
紫「良かった。…蒼希、大丈夫?」
蒼「あ、ああ。そのすまなかった。」
後半のは4人に向けてだろう。バツが悪そうに俯く蒼希。
僕も彼らの顔を見られない。
拓「謝るのは俺達にじゃないでしょ?」
龍「俺達には"ありがとう"じゃね?」
蓮「まー、翠ちゃんの事を考えたら僕は君達を許せないけど」
飛「蓮。」
ギロリと飛鳥さんが蓮さんを睨む。
蓮「怖いお目付け役もいるし、彼女が許したなら僕も許すよ。」
クスッと笑いウインクを1つ。
飛「翠さんと話した方がいい。彼女は優しい人だから君達を恨んだりしてないけどね。」

