陰陽姫 夜明けを見るものたち



飛「こらこら、私も同感ではあるが、余り苛めてやるな。翠さんに怒られてしまうよ?
というか、何故都合良く木刀を持っているんだ?」

拓「さっきまで4人で修行してたんだ。もちろん傷に響かない程度に、だけど。
もービックリだよ!休憩しようってことになって飲み物を取りに行ったら何か落ちたような水音してさ。慌てて戻ってきたらこれだもんね!」

蓮「どっから聞いてたの?」

龍「翠がコイツらの姉貴って所から。やっぱそうだったんだな。
おかしいと思ったんだよ。翠を庇って2人の両親は死んだって言ってたけど、翠を庇ったのってあいつの両親だろ?
それに翠はコイツらの為に御守りまで準備していた。それって翠にしたら超珍しくね?俺らはまだ心許ないから心配してくれるけど、ベテランの勘助さんは全く心配してなかったからな。
だから身内なんじゃないかって思ってた。」