道「き、君達は確か、翠の…」
蓮「そっ!可愛い可愛い愛弟子ですよ♪」
飛「貴方方の話は申し訳ありませんが聞こえてしまいました。実に不愉快でしたが。」
そう言ってニッコリと笑っていたのは翠の弟子の狐と鴉(名前なんだっけ?)だった。
蓮「黙って聞いていれば随分好き勝手に言ってくれてるよね?おじさん。」
飛「貴方の息子さんは本当に血が繋がっているのでしょうか?親子とは思えないほど真っ当に彼は育ちましたね。」
ニコニコ笑いながら近付く2人は一見、人当たりが良さそうだが目が全く笑っていない。
ゾクリと背筋が震えたのは、決して水の冷たさだけではないだろう。
蓮「ああ、そのままじゃ風邪引いちゃうよね?ほらほら池から出て出て!」
手を差し伸べられて蒼希は戸惑いながら掴み、立ち上がる。
飛「君も、ほら。」
そう言って僕にも手を差し伸べられた。彼の手と顔を交互に見ながら、おずおずとその手を掴む。
彼は苦笑してしまったが、僕が掴むと力強く引っ張り立たせてくれた。
飛「真実を知って、後悔しているのかい?」
紫「…っ!…知って…いたんですか…?」
蓮「…まぁ、僕らの目は節穴じゃないから?」
皮肉っぽく笑う狐さんに反論も出来ない。

