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勘「……ん…」
紫「兄さん!」
蒼「兄さん!良かった…気が付いて。」
勘「…こ…こは…?」
目を覚ました勘助はノロノロと辺りを見渡し掠れた声で聞く。
翠「ここは本家。私の自室ですよ勘助様。水をお飲みください。食欲は?どこか痛みませんか?」
フルフルと首を振る勘助の身体を支え、しっかりコップを持たせる。
水を受け取った勘助は一口飲むと身体は水分を求めていたようで、後は夢中で飲み干した。
ガラッ
拓「翠、勘助さんはどう…って気が付いたの!?」
勘助の様子を見に来たのだろう。拓海が勘助が起きているのに驚いている。
拓「良かったぁ。帰ってきてから全然起きないんだもん!」
心配したんですよ!と人懐っこい笑顔でそう言うと翠の隣に座る。
勘「私は…一体どうしてここに…?」
喉が潤い、しっかりした声で問う。
紫「昨夜、第四封印を護っていた彼らが助けてくれたんよ。」
紫苑は心配そうに勘助に近づいて着物の袖をチョンッと掴む。

