陰陽姫 夜明けを見るものたち



蓮「あ、わかんないよね?あのね、ここに来る途中から京都に近付くと邪気を感じていたんだ。と言ってもそこまで酷くないから、一般人にはまだいつもと変わらない京都に感じるだろうけど。」

拓「でも邪気を感じるって事は」

飛「あぁ、何かあるんだろうな。翠さんと連絡とれない何かが。」

一同に不安の色が浮かぶ。しかし、取り敢えずここにいつまでもいるわけにはいかないので歩き始めた。

龍「そういえば2人は本家の場所知ってるのか?」

ぽてぽてと4人は並びながら歩く。

飛「あぁ、一応阿部さんから聞いたよ。」

蓮「まぁ、わかんなかったら匂いとかで何とかするし。」

拓「じゃあ確実に行けるようにコレ使おう!」

そう言って取り出したのは希美から貰ったあの式神。

フーッと息を吹き掛ければ蝶はフワリと舞い、シュルンと本物の蝶になった。

拓「おぉ!スッゲー!!」

龍「はー、やっぱママ先生もアレで陰陽師なんだな。」

大いに感激してる拓海と、わりと失礼な感じで感心している龍之介。