?【あら、これもバレちゃった。ていうか1000年前って君、もしかしなくても彩華?また可愛らしいのに憑依したねぇ?】
翠「憑依?」
?【説明は後にしようか。それよかどうや?1000年ぶりの再会を祝して一緒に酒でも呑まない?】
クイッと盃を持つような仕草で誘う男に冷たい視線をぶつけるだけの彩華。男は苦笑して【やっぱ無理か♪】と特に残念そうもなく言う。
彩【妾は貴様の顔をこの1000年忘れたことはなかったぞ。そうか貴様の子孫か。】
ギロッと翠を睨み付ける彩華に男は翠を隠すように前に出る。
?【怖いなぁ。僕の子供達を睨まないでよね。】
?(お嬢ちゃん。今から教える術をタイミング良く発動させてね♪)
翠(!)
頭に響いた声に小さく頷くと流れてきた情報は思いもしないものだった。
翠「ちょっ、それって…!」
?【今だよお嬢ちゃん♪】
ニッコリ笑われ翠は本気なのだと悟り、術を発動させた。

