翠「…そんなに死にたいか。紫苑はどうする。あの子は凄く心配していた。あの子を悲しませる気か?」
蒼「…ガッ……ゲホッ…!」
苦しそうに咳き込む蒼希を翠は無感情に見下ろす。
すると、蒼希の口から細い糸の束が見え隠れしていた。
翠「何?」
仁「翠!これを壊せ!」
ヒュッ
翠「!! 壺?」
仁から投げ渡されたのは小さな壺。見ると仁と神居は一匹の妖を捕まえていた。
神「"寄怪虫(キカイチュウ)"という妖が持っていた壺だ。その中に人を操るための寄生虫を飼っている。寄生虫は蜘蛛の糸の様なものを出して対象の身体に入るが本体はその中だ。俺達は寄怪虫を始末する。」
翠「成る程、わかった。」
翠は壺を上に投げて氷結白雪を構えた。
翠「ハッ!」
刀を振り下ろし、壺は真っ二つになる…
カーン
翠「なっ!」
…はずだった…

