蒼「惚けるな!俺が"草"に入るとき、お役目で手柄を挙げたとき!お前は俺にいつも嫌な顔をして背中を見せていただろ!」
翠「…嫌な顔って…」
それを避けながら蒼希の隙を窺う。
蒼「俺はお前のその態度が気に入らへんかった!余裕かまして俺を見下して…
一度でええ。お前と真剣に勝負してみたかった。」
そう言って槍を翠に向ける。
翠「それが本音か。呆れた奴や。その為にコイツらに刀を渡して、慕ってる兄から力を奪い向けるべき刃を間違えたのか。」
一瞬、目を閉じ刀を地面に向けた。
翠「真実を知らぬとは恐いな。無知とは救いようがないほど愚かなり。」
ギロッと睨むと蒼希に向かって走り出す。
それに合わせ蒼希も走り出そうとして
蒼「ッ!? Σなっ!!」
カクンと足が動かず下を見ると氷が足を覆っていた。

