陰陽姫 夜明けを見るものたち



賢「あれは紫苑の言っていた勘助殿の禁術じゃないか!?」

蓮「変わったのは姿だけじゃないね。僅かに彼から邪気を感じる。」

飛「…邪気。操られているのか!?」

白【そう考えるのが妥当だと思うが…】

白棹は翠を見てどうするのだと言うように黙っている。

翠「…蒼希、何してん?紫苑がめちゃくちゃ心配してたんよ?それに勘助様が何でそんなんなってんの?勘助様助けて皆で帰ろうよ。」

手を差し出し、近付こうとするが

蒼「寄るなぁ!!」

ビュッ!

蒼希の右腕の槍が翠を襲う。

翠「!! ッフ!」

しかし紙一重の所で避ける。

翠「蒼希!お前、私の声が聞こえないん!?」

蒼「聞こえとるわ。だがな、俺はお前をブッ殺してぇ…
その為にコイツらに刀を渡した。翠、覚悟しぃ。」

言葉と共に蒼希は翠に斬りかかった。