「じゃあね、和。また」


「ん、バイバイ」


一緒に帰っていたはると別れ、マンションに入ろうとしたとき


「…は?」


いつもとは違う光景が伊亜m、俺の目の前にある


「ちょ、え…?」


まだ混乱していた俺の耳に後ろから聞きなれた声がする



「誰?この人。…和にぃの彼女?」



「羽菜…って、ちげーよ」



声の主は俺の妹だった


てゆーか、この状況…


今俺の目の前にいるのは紛れもない女の子


顔は寝顔だけどそこら辺のアイドルとかよりも


可愛い


こんな子がなんでこんなトコで…


倒れてんの?


「とりあえず、家入れたら?」


「あぁ、そうだな…」



俺はその子を抱き起こす



…軽ッ!!



え、なに、最近の子ってこんな軽いもんなの?


てゆーかこの顔…どっかで…