はんぶんこ。

「どこいくんだよ?」
彼は私をぎゅっと抱きしめながら
言った。

「ご飯作ろうと…」
「いらない。ずっとここにいろ。」

彼は即答。
仕方なく私は彼に
抱きしめられたまま。