初めての主演ドラマ。 不安なんてなかった。 俺が今までやってきたことを 出すだけだ、そう思っていた。 だけど、違った。 俺が求めているものと 監督が求めているもの。 全く違った。 「誰の為に演じる?」 そう監督に聞かれたときに 俺は 「自分の為です。」 こう言った。 でも間違っていたんだ。