「坂下の気持ち、考えてやってください。」 嘘…大隅君が監督に頭下げてる。 しかも、すごく深く。 それで、大隅君 私の名前言った…? 「だめだと言ってるだろう。 映画をなめているのか?」 ふと大隅君がこちらを見た。 「ごめん、やっぱ無理だった。 キスシーン…5秒だけ、俺で我慢して?」 そう大きい声で言った。