そして私の方を見て 「だから嫌なんだよ オーディションなんかで素人が 選ばれるのって。 まじで、この役降りたら?」 と冷たく言い 荷物を片してさっさと スタジオを後にした。 なんなの… ひどすぎるよ…! 「え?翔太!待ちなさい!」 先生はとても焦っていた。 でも大隅君は聞く耳を 全くもたず 大きなカバンを肩に担いで 消えて行った。