幼なじみはご主人様!?



おかしいよ。



なんとかしたいよ、この気持ち。








「あ〜食った食った。」



食べ終えると琉と私は食堂を出る。


「琉、文句言い過ぎだよ?」


「いいじゃん。」


「明日のお祭り大丈夫かなぁ…」


屋台のおじさんとかに文句言ったりして…。



「あー…明日お祭りか。確か明日花火大会も同じ日。」


「そうなの?」



「うん。多分、神社から見えると思うぜ?」


「そっか。」


花火…夏祭り。


本当に夏らしいな。



「瑞穂、明日は俺も浴衣だから惚れるなよ?」


「惚れるって…」



もう手遅れ。



明日


本当に私は琉に…。


「瑞穂、風呂入ったら?俺、朝風呂するわ。」



「えっ…あ、うん。」


「もう寝ようかな。」


琉はあくびをしながら言う。


「お、おやすみ。」


「おう。おやすみ。」



琉はにっこりと笑って言うと私の頭をポンと叩き部屋に向かった。


――ドキッ…



まただ…。



琉にドキドキした…。



あー…どうしよう。


なんで



好きはどうしようもないのかな。



意識とドキドキはいつもいつまでも止まらない。



嫌なはずなのに


本当は琉の事…。






「あ〜風呂入ろっ。」



明日はお祭り。


本当に告白なんてできるのかな。




琉にとっては私は幼なじみでお世話係。


一人の女の子としては見てくれないのかな。



難しい?



ドキドキしながらも私は風呂場に向かった。


恋する気持ちはどうしようもないみたいだ。









風呂から上がると私は着替えて髪を乾かし、肌の手入れ、歯磨きをしたら部屋に戻り、布団に入った。



でも


明日の事で胸はドキドキ。



奈美の言葉がずっとずっと頭の中で繰り返されていた。



告白しない方が後悔する…かぁ…。