「瑞穂、それ終わったらそこのCD返してきて。」
「えっ……」
琉の洗濯物を琉の部屋で畳んでると琉が言った。
「わかるだろ?駅前の…」
「遠!」
結構離れてるよぉ!?
「頑張って行けよ。俺、めんどいし。あとついでにアイスも頼む。」
「えっ!?」
命令というよりパシリじゃん…
「逆らうなよ?」
「はい…」
「で、帰ったら風呂の用意先にしといて。あと…」
仕事いっぱいになった…
琉の意地悪…。
「琉〜」
「あ、CD借りるのも頼む。あと映画のDVDもな。」
「は、はい〜!?」
「合計12本。リストに書くからその通りにしろ。あ、雑誌も頼む。リストに書くな。」
琉はにやっと笑って言う。
ぱ、パシリ?
命令今日多いような…
「それ終わったら金渡すから。ちゃんとおつり返せよ?」
「わ、わかってるよ〜」
こんなやな男を本当に
私は好きなの…?
明日。
奈美の言う通り
告白するの!?
琉とはうまくいかないとわかるんだけど…。
「はい。よろしく。瑞穂ちゃん。」
琉は私が洗濯物を畳み終えると笑って私にリストとお金を渡した。
私はリストを見る。
すると
………!?
えっ!
CD六枚、本三冊、DVD六枚、アイス四つ、スナック菓子二袋…
その他色々。
琉…
さすが金持ち。
お金は一万円札。
普通に一万円札がたくさん財布から出て来るのが普通の高校生じゃない証。
「瑞穂、早く行って来い。帰ったらまた命令するから。」
「は、はぁ…」
私は琉に言われ家を出た。
琉には今日も命令されまくり。
私が疲れてようと琉はお世話係の私に仕事を任す。
そんな琉の意地悪な命令に振り回される私。
こんなやつが好きな私って…。
琉…。


