「おはよう!」
「琉君おはよう!」
「琉おはよ〜」
琉と私は教室に入る。
琉は男女共に人気。
なんでだろー。
琉は友達の所に行く。
私は持たされた琉のかばんを琉の席に置き、友達の所へ。
奈美に話したい事あるし。
「おはよ〜」
「あ、瑞穂おはよ!」
友達がみんな私に挨拶。
昨日…みんな合コンだったんだよね。
奈美も好きな子できたとか。
「奈美〜」
私は奈美に声をかける。
「あ、瑞穂。昨日合コンさ〜」
「あ〜メールで言ってた好きな子?」
「そうそう!大学生なの〜」
「へぇ。いいな。」
「マジかっこいいの!最近、雑誌によく出てるモデルさんみたいな雰囲気で!あ〜写メ見る!?」
奈美はかなりテンション高い。
いいな…幸せそう。
「あの…奈美。その前に相談が。」
「ん〜?」
奈美は携帯をいじってる。
「琉の事で。」
「えっ?」
奈美は私が言うと携帯を閉じて私を見た。
「そっか〜」
奈美とは場所を移動して中央階段の上に座り話してた。
他の友達とかに聞かれたくない話だから。
奈美には全ての一部始終を話した。
琉の気持ちを知った事。
拓君に告白とキスされてそれを琉に見られた事。
琉を好きだとちゃんと自覚した事。
琉に好きな人がいて近々琉は告白するという事など色々と細かく。
「瑞穂、大変だね。つか、自分の気持ち気付くの遅い。」
「あはは…」
確かに私ばか。
「瑞穂はさ、明日…拓君や琉君と祭り行くんでしょ?」
「あ、うん…」
「告白はその時にしな。」
「えっ……」
私は奈美を見る。
私が明日琉に告白…?
「琉君が好きな拓君の妹さん来るなら瑞穂頑張らないと。」
「え…」
「瑞穂は魅力的だと思うよ?自信もて。」
奈美…