幼なじみはご主人様!?



まあみんなわかっちゃったらすごいけど。


「結構いいじゃん。金もったいないし聞きたい時貸せよな。」


「う、うん。」


金もったいないってねぇ…


すると


「そろそろ帰るわ。」


拓君が立ち上がった。



え…



「もう?昼食ってかねぇの?」



「ああ。サンキューな。お祭り楽しみにしてるな。」


「えっ…拓?」



拓君はかばんを持つと琉の部屋を出た。


拓君…。



気まずいよね。


私は琉と音楽で一瞬盛り上がったし。


あー…


キスしちゃったよ。


拓君と。


気まずいなぁ。




「拓どうしたかな…」


琉は複雑な表情。


私のせい…かな?


「ごめん。」


「えっ?」


琉は私を見る。


「拓君ともっと話したかったよね?私が入らなきゃ…」


「は?瑞穂何もしてねぇだろ?拓が誘ったんだし。」


「………でも…」


拓君に告られてキスされた。



それで気まずくなって…


拓君とは普通に友達がよかったのに…。


「瑞穂…?」


「私が悪いんだよ。」


「……キスの事か…?」



………えっ…


琉は私を見る。


琉…?


「見たよ、本当は。」


「えっ…だって…」


「みんなで気まずくなりたくないから嘘ついた。まぁ、拓もお前も気にしててなんかぎこちなかったけどな。」


「……っ…」


「気にするな。瑞穂は拓を好きじゃない。なら、それでいいじゃん。」


「………琉…」


違うよ。


琉の気持ちを知った事と…


見られたってわかった事実のが私には…


「俺、CD返しに行くな。」


琉はCDをかばんに入れる。



り、琉…


「琉は見てどう思ったの?」



私は琉に聞く。


何聞いてんの…私。


だけど


「行くな。」


琉はかばんを持って部屋を出た。


琉…どうして何も言わないの…?