幼なじみはご主人様!?



いきなり言われて私はただボー然として拓君を見る。


まさか



こんな気持ちの時に告られたなんて…



拓君の気持ちは知ってたよ?


でも


いざ目の前で言われると戸惑う。


「瑞穂ちゃんは琉が好きなの?」


「えっ……」


「琉の事見てるってわかるんだよ。」


「拓君…」



「でも、あいつは…。」


拓君は複雑な表情をしている。


拓君…?


「拓君…あの私…拓君とは…」



――グイッ


「………!!」


拓君とは付き合えないと言いかけたとたん拓君にキスされた。



………えっ…



抵抗ができない。



「ん…」



すると


「た、拓君?」


拓君はキスを止めると急にボー然とした。


拓君…?


「琉…」


拓君の言葉を聞いたとたん私は唇を手で押さえた。


うそ…


り、琉?


私は後ろを見る。


琉は私達を一瞬見ると琉が黙ってほうきで割れたガラスの破片を掃いてた。


見られたんだ…。


複雑な気持ちでいっぱいだ。


「琉、あのさ…」


拓君は琉に話しかける。


だけど


琉は黙ってガラスの破片を処理してる。


琉…。


「おい、琉!お前、なんなんだよ?」


拓君は琉を見る。


「あ?」


琉はやっと言葉を発する。


「今の見たのか?」


拓君は琉に聞く。


すると


「何が?物落として探し物してたから見てないと思うな。何してたんだ?」


ほっ…


琉…見てないんだ。


よかった…。


でも


拓君と気まずい…。


「いや、ならいいけど。」


琉は普通の態度。


よかった…。


でも


拓君とキスしちゃった…



どうしよ…。


拓君と気まずいよ…。

すると


「おい、瑞穂。喉渇いた。お茶持って来い。今度は割るなよ?」


ちょうどいいタイミングで琉が言った。