家に帰ったら琉はご主人様モード全開だ。
だけど
なぜか今日は幸せだった。
ホラー映画とおばけ屋敷を見たから夜は心配だけど
今日は琉と遊べてよかったな。
なんでだかそう思う。
「瑞穂。今日、夜マジで俺の部屋来いよ?」
琉はにやっと笑って言う。
「だから〜違う意味で琉怖いよ?絶対拒否。」
「お前、俺には逆らえないんだぞ?」
「それは命令に入らないよ〜」
「いや、入るな。」
「琉、やらしい。」
「は?俺、お前が怖くて寝れないだろうからわざわざ来いって言ってやってんだぞ?俺の優しさに感謝しやがれ。」
「行きたいなんて言ってないもん…」
「なんだよ〜」
琉と同じ部屋なんて絶対嫌!
うちら今年で16だよ?
ありえない!!
小さい子供ならいいけどさ。
「琉と私は子供じゃないんだから。」
私は呆れながら言う。
すると
「じゃあ男と女って事か。」
琉は私の髪に触れながら言ってきた。
――ドキッ
……えっ……
「な、何それ…」
「もしかしたら瑞穂を襲うかもって事だろ?」
「なっ…」
私は琉を見る。
「確かに。俺といたら危険かもな。」
「えっ……」
「俺も一応男なんで。忘れてたな。瑞穂に何かやばい事しそうだよな。部屋に夜二人きりになったら。」
「そ、そうだよ。」
な、何ドキドキしてんの?
私。
「でも本当は嫌じゃなかったり?」
琉はにやっと笑って私を見る。
「い、嫌だもん。」
「へぇ。」
琉は何考えてる?
いきなりドキドキさせてきて。
私を困らせて。
「瑞穂、そんな困った表情すんな。」
「琉が変な事言うからじゃん。」
「へぇ。瑞穂、ドキドキしたんだろ?」
「す、するか…アホ。」
「顔に出てる。赤いよ?頬。」
琉は私の頬に触れて言う。
――ドキッ…
り、琉…


