幼なじみはご主人様!?





「わ〜本当いい景色!」


「だな。」


琉も窓の外の景色を見つめる。


遊園地が苦手な私。


でも


この観覧車だけは好き。


すると


「瑞穂。」


琉が私を呼ぶ。


「ん?」


私は琉を見る。


すると


〈パシャ〉


「あ〜」


「マヌケ面撮った。」


琉はにやっと笑って言う。


「ちょ…ちょっと見せてよ琉〜」


「なんだよ〜」


琉に携帯で写真撮られるなんて!!



「ひどい〜消してよ〜」


「嫌だね!」



私は琉から携帯を奪おうとする。


だけどなかなか取れない。


「取ってみろよ!」


「もう〜琉!!」


やっぱり琉は子供。


でも


そんな琉は私は嫌じゃない。





「はぁ〜もういい。」


少しすると私は諦め、琉から携帯を奪おうとするのをやめた。


「あはは。諦め早いな。」


「もう…琉は〜」


すると


「お祭りの時。浴衣姿も撮らせてよ?」


琉は笑って言ってきた。


「えっ……」


「瑞穂が食べ物にがっつくあほ面撮る。」


「ひど!」


「隠し撮りしよ。」


「やだなぁ…琉。」


「ははは。」




今日は本当楽しかったな。


琉が嫌じゃないみたい。


不安だったけど。



なぜか


また行きたい。


でも私は琉の彼女じゃないから。


二人でデートみたいなのなかなかないのかな?


もうなかったとしたら寂しいの。


変だよね、私。


琉には意地悪されるのに。


むかつくのに。


琉の隣は嫌じゃない。


「ね、琉。ご褒美って何なの?」


私は琉に聞く。


「あ?」


「私が喜ぶもの?」


「さあな。」


琉はにやっと笑って言う。


「気になるなぁ。今日?」


「そのうち。」


「え〜」


「楽しみにしてろ。」