言いなり!?
琉がいじめたくなるようなタイプなの?
私って…。
「瑞穂は俺から逃げられないよ?絶対にな。」
琉はにやっと笑って言った。
――ドキッ…
やだ…また私…。
「毎日ずっと俺の言いなりな?命令は拒否権なんかないんだから。」
「じ、じゃあ…」
「俺がこのジェットコースター二回乗るって言ったら絶対。」
「えっ……」
「我慢して?俺に不快な思いさせたらやばいよ?」
「うっ……」
泣いていいですか?
ジェットコースター一回でいいもん…。
でも
琉は意地悪だから…。
「次の方〜」
「お、もう乗れる!」
私達が乗る出番。
本当に嫌〜〜!
怖い!
琉の意地悪!
私は琉の隣に座らされた。
「はい、バー降ろしますね。」
……ま、マジですか?
バーが降ろされるともう逃げられない。
ま、マジでもう死にますよ…私。
「瑞穂、顔青ざめてる。」
琉は笑ってる。
琉〜
怖い怖い怖い!
ジェットコースターが上に上がった時点で私の心臓はかなりやばい。
やだやだ…
そして
「「きゃあああ!!」」
下に速いスピードで降りるとたん私は目を閉じる。
ひゃあああ…
やばいやばい!!
ジェットコースターは長くて辛かった。
叫ぶ余裕もなかった。
「はい、お疲れ様でした〜」
終わった時には…
「あー…最高だった。な、瑞穂?」
二人で降りると琉が言う。
「琉〜」
私は涙目で琉を見た。
「お前、何涙目なわけ?」
「足つった…」
「あ?大丈夫か?」
琉は私の頭をポンッと叩く。
「もう無理。」
「しょうがないやつ。つまんないよ?絶叫系乗れないと。最悪。」
私が言うと琉がため息まじりに言う。


