そっか。
琉と私の恋は祝福されるべきものではないかもしれない。
もし会社の状況が悪くなったら…
私は?
琉は?
みんなは…?
「今、三条グループの状況やばいんですって…」
「本当?どうなるのかしらこれからね…」
三条グループの状況がやばい…?
琉も喜美子さんも川端さんも誰もそんな事言ってなかった…
知らないからって私…。
すると
「瑞穂ちゃん、どうしたの?夕飯の用意できてるわよ?」
喜美子さんが私の所に来た。
「喜美子さん…」
「どうしたの?元気ないみたいね?琉いないからかしら?」
喜美子さんは笑って私に言う。
「……喜美子さんは私と琉の付き合いに本当に賛成してますか?」
私は喜美子さんに聞く。
「瑞穂ちゃん…?」
「三条グループの状況良くないって本当ですか?」
「………え……」
私が聞くと喜美子さんはびっくりした表情で私を見る。
「やっぱりそうなんだ…」
「三条グループの状況と結婚は別よ!」
「でも…」
「琉は瑞穂ちゃんじゃなきゃだめなのよ?」
「私もそうですけど…けど…」
不安。
怖い。
私も琉もこのままで良いのかな…
「私は二人に幸せになって欲しいわ。だから、私も色々一緒に考えるし…」
「…喜美子さん……」
希望はあるのかな?
琉と離れたくないよ。
でも…。
「ただいまー。」
「あ、琉お帰りなさい!」
みんなで夕飯を食べていると琉が帰ってきた。
「先食うなよー。あー、腹減った。母さんといると疲れる。早く飯!」
「はいはい。」
琉が言うと喜美子さんは琉の夕飯を用意する。
琉は私の隣に座る。
「あれ?瑞穂元気ない。まさか寂しかったとか?」
琉は笑って私に聞く。
琉……


