いきなりの事に私は呆然。
「り、琉?」
私は琉を見つめる。
「貸し切りっていいな。」
「へ?」
琉?
「瑞穂に何してもいいし。」
「は、はい?」
私が言うと琉は笑う。
「今日はいっぱい瑞穂いじめようかな〜。」
「えー!?」
「ほら、せっかく海来たんだし。俺が泳ぎ教えてやってもいいぞ。」
「り、琉スパルタでしょ?」
「あ?溺れさせんぞ?お前。」
「は、はぁ?」
「ほら俺から習いやがれ。」
「はーい…」
本当に琉のこの態度って…。
その後は二人で水泳の練習。
やっぱり琉はスパルタだった。
でも
なんだかんだで琉といるといつも楽しくドキドキ。
でも
本当のドキドキはこれからだ。
水泳、昼ご飯、また水泳というのが今日の計画だった。
昼は喜美子さん手作りのサンドイッチ。
夜はホテルで豪華な食事。
食堂はかなり広く綺麗。
なんと窓の外から花火が見える。
さすが…。
「けっ。美味くねぇな。」
だけどそんな良い雰囲気な中、空気が読めないのが琉だ。
「おい、ソースもっとかけやがれ。」
琉は料理人に言う。
それじゃあ家と同じじゃん…琉…。
美味しいのになぁ。
「全く、琉は本当わがままね。」
喜美子さんはそんな琉に呆れる。
「あ、喜美子さんこちらの料理とってあげますよ。」
「あ、川端さんありがとうございます。」
喜美子さんと川端さん良い雰囲気。
これは上手く行くかも。
私はそんな二人を見て笑顔になる。
すると
「おい、瑞穂。こっちのとりやがれ!」
「あ、はーい。」
琉も川端さん見習いなよ…。
彼女にとらせるとか普通じゃないんだから!
全く琉は…。


